トークンエコノミーとITコンサルタント

旧帝大大学院卒業後、SIerからコンサルに転身した筆者が、トークンエコノミー、暗号通貨、構成技術やプロトコルについて学ぶブログになりました。最新の暗号通貨レポートの翻訳、ソースコードの解説、技術動向、週次レポート、など。特に、データ活用ビジネスの分界点・テクノロジー、資産価値を運用するテクノロジーも含めて書いていきます。

今週の暗号通貨レポート(7/1〜7/7)

分散型取引所(DEX)、Side chain プラットフォーム(cosmos,Tendermint,etc)、ブロックチェーンでのデータの扱い(Oracle,Anonymous Data,Privacy,etc)に関するアップデートに関する1週間のまとめを紹介します。

主に海外オフィシャルから出てるニュースや、開発者コミュニティでの大きな動きも合わせて更新する予定で、セキュリティ事故や法の整備に関しての動きであれば、合わせて更新します。

暗号通貨基本指標

週間BTC取引量:$26,573,319,680
トークン種類: 1620
時価総額: $277,639,966,381
BTCドミナンス:42.1%
*1

DEX

0x


・ZRXトークンの償却機能の提案

毎取引に対して、ZRXトークンの焼却し、全保持トークンの1%を与える仕様でことで、ZRXを保持するインセンティブを与える仕様がコミュニティ内で提案されました。
ですが、開発のコアメンバーの見解は、トークンの発行量に関する人為的行為でのインセンティブは、本質的にはユーザーの利益を毀損する可能性ありとの見方を示していて、まずは統治の仕組みを整える必要があるということで実装は見送られるのではという見方です。

理由は、取引のインセンティブを与えることがウイルスやスパムが蔓延し、健全な環境が保たれないことを恐れています。流通速度はよりよい技術やエコシステムによって自然にもたらされるはず、とのこと。

ブロックチェーンや暗号通貨はユーザーの利便性を重視すべきだという発言もあり、好感がもてますね。

・0xを利用したサービスが新たに9個追加
海外で新たに9つのサービスが0x projectのトークンを利用することになりました。

*2

kybernetwork

・新たに4つのサービスがkybernetworkで利用可能
https://polymath.network/
https://www.libracredit.io/
https://www.civic.com/
http://www.edu.one/

kybernetworkはUI/UXが素晴らしく、使い勝手もいいですね。

cosmoscosmos


・v1.0は90%程度まで完成

・Go-Amino の実装が完了

Go-Aminoは、JSONxmlのようなデータの形式とその通信(プロトコル)の取り決めのようなものです。
厳密にはGoogleが開発している「protocol buffers」 のversion 3を拡張したものであります。
現在多く使われているJSON形式はあまりブロックチェーンのデータの扱いに長けていないため、これが実装されると、シリアライズされたデータの扱いが計算機上で楽になり、性能の改善が見込めます。

Ledger nano waletのコードをcosmos sdkに導入

Ledger nano walletのハードウォレット対応が完了し、cosmosとLedger nano walletの連携するサービスが開発しやすくなりました。
つくづくIT界隈は、スイッチングコストをユーザの利便性向上で高めていて、代替不可能なサービスとして生き長らえている戦略が一般的ですね。
つまり新しいトークン発行主体はcosmosと連携してしまえば、walletの開発をせずとも流通と利用が見込めるため非常に重要な戦略であると思います。

aeternity

大きな進捗は特になし。

IDEX

・コミュニティをDiscordに移行。web クライアントの軽微な改修。

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で