トークンエコノミーとITコンサルタント

旧帝大大学院卒業後、SIerからコンサルに転身した筆者が、トークンエコノミー、暗号通貨、構成技術やプロトコルについて学ぶブログになりました。最新の暗号通貨レポートの翻訳、ソースコードの解説、技術動向、週次レポート、など。特に、データ活用ビジネスの分界点・テクノロジー、資産価値を運用するテクノロジーも含めて書いていきます。

遊ぶことで鍛えられるビジネススキルとは

「遊ぶ」という行為を多くの人はどう捉えているのでしょうか。

不況、災害の自粛ムード、日本の閉塞感が社会にいくら蔓延していようとも、
休日は仕事を忘れ、各々が自分の好きなように時間とお金を使って遊んでいる方々が
多いはずです。

特に社会人になってからお金に余裕ができ、
学生時代には手が届かなかった遊びができるようになったでしょう。

アウトドアグッズを買ってキャンプにはまったり、
新しい習い事としてピアノをはじめたり、
高級で美味しい料理を出す居酒屋でデートできるようになったり、

自分自身、遊び方に幅も広がり、質も上がったと実感しています。


そんな休日を充実して幸せに過ごすなかで、
ふとこのような考えが浮かぶことがないでしょうか。

「こんなに遊んでばかりいていいものか」
「自己投資のために資格や勉強に費やす時間も取らないと」
「休日の時間をただただ疲弊した心と体を癒すためだけに使っていて、なんの生産性もなく過ごしてしまっている」

入社してしばらくは、こんなことを思っていました。

ですが一方、仕事ひいてはビジネスというものが遊びと密接に関わっているという考えが
世間に一定数存在しています。

blogos.com


・女性への気配りができる人は仕事もできる
・女の子とおつきあいするための戦略を論理的に考えられる
・人を巻き込むことができる

等々が、世間で多く広がっている意見で、概ね正しいと思っています。
仕事の中での経験や数少ない遊びの機会の中で、自分の中で納得していきました。


問題なのは、この
「自己研鑽してスキルを磨け」
「若いうちは遊べ」

という対立関係に限りなく近い関係について、


得られる効能がビジネススキルとしてコスパの高いものなのか。
限られた時間の中で本当に遊ぶだけで問題はないのか。
じゃあ結局一体どのように時間を使えばよいのか。

ということに疑問を持った方はいないでしょうか。


そこで今回は、

「遊ぶ」ことで具体的にどのようなスキルにつながるのか、
得られるビジネススキルは本当に価値が高いのかということ、

ということをもう少し深く考えてみたい。


特に今回は、遊びも捨てて受験勉強を真面目に取り組んで、それなりに評価されてきたけど
自分の市場価値をどうあげればいいのか、資格勉強や自己研鑽以外に見つからないという人に
読んでいただきたい。




1.遊びで得られる具体的なスキル


前提としてあるのは、誰か周りの人と一緒にやることです。
これこれこんなスキルが磨かれるんでは、ということで。

・人を幸せにする企画立案
・トレンドに敏感になり、情報を集めて利用する情報収集力・活用力
・人間関係を大切にする
・人との雑談の中で有益性をより意識するようになる
・会話を楽しませるための表現、ストーリー
・相手に合わせたデートプラン・戦略立案

とりわけ珍しい意見ではないのですが、
この記事で遊びのスキルについて、ある程度説明しています。

saras-media.com


なぜこれらのスキルが必要なのかについてですが、

まず前提として、社会人になってから学生の頃とは全く異なる遊び方をしていると思っています。

学生時代は遊ぶ人も周りにたくさんいて、
彼らには時間も多くあり、まだ経験もなく自分が幸福と感じる価値観も形成されていないため、
自分のために余暇時間を消費してもらうことは
比較的簡単でした。


社会人になると、休日の時間は貴重であり、自分の幸福のために何が必要なのかを理解しているために
一緒にいたい人、何をしたいのかということがはっきりしているため、遊びに誘ってもこんな感じがありますよね。

例文:誘いスクリプト「今度飲みいこー!」


「ごめん急に飲み会入っちゃってー><」(重要な別案件の発生ですね)
「いけるかもー!」(キャンセルの可能性濃厚の雰囲気を醸しつつ、後にノーレスor直前キャンセルですかそうですかなんか一言いってくださいよ)
「(既読スルー)」(完全無欠の必殺技)


といった具合に、
誰かを幸せにするというビジネスさながらの遊びという行為に対して、要求されるハードルが高くなっているのがわかります。

このような前提がある以上、前述したスキルが重要なのかについては自明ではないかと。
なぜなら、一貫して、一緒に過ごす人をどれだけ幸せにできるのか、という観点に集約されるからです。

そしてそのときの状況、メンバー、目的によって、求められるコミュニケーション能力等が違い、
それらを瞬間瞬間でどのように対応するかを要求される特徴があります。


つまり一緒に時間を共有して幸せになるということは、
特に、集まった雑談やコミュニケーションで合コンで女の子を褒めていい気分になってもらったり、楽しいと思える会話を引き出したり、
はたまた、多くの人を魅了するコンパの企画を作って楽しんでもらったり、
そこで出会った人と長い付き合いを保って長期的な人間関係を構築して相手に価値を届け続ける、、、、等々。


自分の意見も交えて推敲して要約すると
遊びは、自由で、柔軟で、創造的なプロセスを経て、友人・知人との信頼関係を気づきあげるためのスキルが身につけられる

ということになります。


2.遊びで鍛えるビジネススキルを自己研鑽より優先すべきか


遊びと自己研鑽の限りなく対立関係にあるといいましたが
どれだけ遊ぶべきなのか、自己研鑽をないがしろにしていいのかについて。

持論という名の結論を話すと、
若いうちは汎用的でポータブルスキルである、遊びで得られるスキルを優先して磨き、
資格や自己研鑽のスキルは遊べなくなった年齢からでよい。
と考えています。
そして、そもそもそんな優先順位について悩み続けること自体が無駄であると思っています。

(ちゃぶ台ドカーン)


世界のビジネスマンの年収や幸福度等々を踏まえて、遊びに費やす測定できる理想な世界を考えるとしたら、

遊んで費やす時間で得られる効能と
自己研鑽に費やす時間で得られる効能の
最適な割合が存在すると思います。

ですが、
現実問題、何十億人といるビジネスマンの遊び時間を測定できるでしょうか。
個々人の経験や能力を鑑みず、普遍的で完全無欠な割合がはたして僕たちに解明することができるのでしょうか。
もちろんどちらの意見も正しく、それぞれ必要な瞬間は別々に存在すると思うのですが、
そもそも測定不可能なわけですから、考えても仕方ないです。



強いて言えば、特に気をつけていることは
「誰かを幸せにしているのか」
「余暇の寂しさを埋め合わせているだけではないのか」
「自分が心からやりたいと思えるのか」

くらいですかね。ありきたりですが。

3.さいごに



社会人になって驚いたことは、みななぜこんなに遊びに夢中になれるんだろうかということでした。

入社してしばらくするとこんなことを思っていました。

『自己研鑽に時間を使って、専門的なスキルや技能を身につけるべきだ。
そうだ、AWS上でwebサービスを公開し、次はIOSアプリの開発だ。。。まずは開発環境の整備と
react.jsの書籍である程度勉強と、、、、』

自己研鑽をすることが自分の年収を向上させることだ。
そんな宗教じみた、誰かが解答してくれた答えを探している自分がいました。

そんな思いで、休日はアプリ開発や英語の勉強、システム基盤構築、読書に励みました。

特にそれを楽しいと思ったり、幸せだと思った瞬間を感じることなく。



しかしある日ふと、自分が抑えていた感情を解き放って数ヶ月間好きに遊んでみたときに、
遊びの大原則は「誰かに価値を提供すること」ということを改めて認識しました。
遊び上手は仕事上手とはこういうことかと。


そして、今一番何を問題として解決して解決しなければならないかを考えた時に、遊ぶことで鍛えられるスキルセットが今の自分に何よりも重要であるという結論になりました。

そこから遊びが仕事に直結することを認識してからはなんの遠慮もなく遊びに対して時間とお金というリソースに
費やすようになりました。


なので自分自身としては、ただただ自分の快楽を追求し続けることに躍起になっているわけではありません。
もちろん粛々と自己研鑽する時間をとらないといけないと思って、日々勉強する次第ですが
今はまだ、心の底から震えるくらい感動できる「遊ぶ」という行為を最優先にすることが
今後の自分の血肉になると思って、今日もまたフットサル合コンにて「遊ぶ」次第です。


ほんとフットサルコンパめっちゃ楽しいっすおすすめっす。

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